フランスのマクロン大統(tǒng)領(lǐng)が8～10日、初めて中國(guó)を公式訪問(wèn)する。中國(guó)にとって今年初めて迎える外國(guó)の元首であり、EU首脳の訪中は第19回中國(guó)共産黨大會(huì)後初でもある。今回の訪中は中仏関係にとって、従來(lái)の事業(yè)を継承し、今後に道を開(kāi)く重要な意義を持ち、新時(shí)代の中仏関係、中國(guó)?歐州関係の発展推進(jìn)に寄與すると専門家は指摘する。新華社が伝えた。

マクロン大統(tǒng)領(lǐng)は習(xí)近平國(guó)家主席の催す國(guó)の公式行事に出席し、李克強(qiáng)総理や張徳江委員長(zhǎng)と會(huì)談する。雙方は中仏関係や関心を共有する問(wèn)題について踏み込んで意見(jiàn)交換する。マクロン大統(tǒng)領(lǐng)は陝西省西安市を訪問(wèn)し、北京で故宮なども見(jiàn)學(xué)する。

両國(guó)首脳は中仏関係を振り返り、展望し、政治?経済?貿(mào)易?人?文化など各分野の交流や協(xié)力の方向を指し示し、計(jì)畫を立て、緊密かつ持続的な中仏関係を新たな段階へと押し上げると専門家は指摘する。

フランスは西側(cè)の大國(guó)として初めて中國(guó)と正式に國(guó)交を樹(shù)立した國(guó)だ。最新の統(tǒng)計(jì)では、フランスは中國(guó)にとってEUで第3の投資先であり、中國(guó)はフランスにとってアジアで最大の貿(mào)易相手國(guó)だ。雙方の経済?貿(mào)易?投資協(xié)力はエネルギー、自動(dòng)車、航空、醫(yī)薬分野に集中している。

現(xiàn)在、中仏関係の発展は新たなチャンスを迎えている。両國(guó)は國(guó)內(nèi)の重要な政治課題を相次いで完成した。中國(guó)の特色ある社會(huì)主義は新時(shí)代に入り、フランスはフランス振興の新たな旅路を踏み出した。

「中國(guó)は発展の不均衡?不十分などの問(wèn)題の解決に焦點(diǎn)を合わせ、(環(huán)境と成長(zhǎng)の両立を目指す)『緑色発展』、地域の均衡、都市化と農(nóng)業(yè)現(xiàn)代化などの分野を大いに注目している。フランスはこうした分野で中國(guó)側(cè)とノウハウを分かち合い、協(xié)力を深めるかもしれない」。中國(guó)人民大學(xué)國(guó)際関係學(xué)部の王義桅教授は「高齢者産業(yè)、文化?クリエイティブ産業(yè)なども両國(guó)協(xié)力の新たな目玉になる見(jiàn)込みがある」と語(yǔ)る。

「今年は中國(guó)の改革開(kāi)放40周年だ。今回の首脳外交を通じて、中仏は発展戦略について意思を疎通し、協(xié)力の発展について一層の共通認(rèn)識(shí)と助力を形成することができる」と、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院歐州研究所の劉作奎研究員は語(yǔ)る。

中仏は共に國(guó)連安保理常任理事國(guó)であり、両國(guó)関係は二國(guó)間の範(fàn)疇を超える。両國(guó)首脳は國(guó)際情勢(shì)について意見(jiàn)交換し、世界の多極化推進(jìn)、開(kāi)放型世界経済の構(gòu)築、グローバルな試練への対応における?yún)f(xié)力、新型の國(guó)際関係と人類運(yùn)命共同體の構(gòu)築についても検討するとアナリストは指摘する。劉氏は「ここ數(shù)年、中仏はグローバル?ガバナンスなどに関わる問(wèn)題で重要な進(jìn)展を得た。例えば中仏は國(guó)連気候変動(dòng)?xùn)樈M條約の実行推進(jìn)のために決定的役割を果たし、テロ対策、朝鮮核問(wèn)題、中東問(wèn)題など地域と世界の安全保障上の問(wèn)題でも広範(fàn)な認(rèn)識(shí)を共有している」と指摘する。

専門家によると、フランスは「一帯一路」建設(shè)への歐米諸國(guó)の參加においてもリーダーシップを発揮できる。仏ビジネス界は中國(guó)市場(chǎng)の一層の開(kāi)拓を望み、中國(guó)側(cè)は対仏協(xié)力を新たな模範(fàn)にすることを望んでいる。マクロン大統(tǒng)領(lǐng)の今回の訪問(wèn)は、中國(guó)?歐州関係を固めるうえでより良い環(huán)境を築く見(jiàn)込みもある。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年1月9日