ネイチャー誌は15日、月探査の重大発見を掲載した。中國科學(xué)院國家天文臺(tái)の李春來氏が率いるチームは、月探査機(jī)「嫦娥4號(hào)」のスペクトル探査データを利用し、月の裏側(cè)の南極「エイトケン盆地（SPA）」に飴石と低カルシウム輝石を中心とする深部物質(zhì)が存在することを証明し、月マントルの物質(zhì)構(gòu)成の直接的な証拠をもたらした。これらは將來的に月の形成及び変化モデルの構(gòu)築をサポートしていくことになる?？萍既請?bào)が伝えた。

嫦娥4號(hào)は今年1月3日、月の裏側(cè)のクレーター內(nèi)に著陸した。その後月面ローバー「玉兎2號(hào)」が著陸機(jī)から切り離され、その赤外線イメージング分光計(jì)は2ヶ所の高品質(zhì)スペクトルデータを入手した。研究者はそのデータの分析をもとに、嫦娥4號(hào)著陸エリアの土壌スペクトルの吸収特徴と月表側(cè)の「月の海」の玄武巖土壌スペクトルの吸収特徴の間に大きな差があることを発見した。月土壌物質(zhì)のうち飴石の含有量が最も多く、これに低カルシウム輝石が続き、高カルシウム輝石はごく少量だった。この鉱物の組み合わせは、月マントルの深部物質(zhì)を代表する可能性が高い。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年5月16日