寫真提供:佐渡多真子さん
最後にアンケートを書いてもらったら、學(xué)生80人のうち60、70人ぐらいの學(xué)生が、「中國(guó)の全員が日本を嫌いじゃなくて良かった。中國(guó)の13億人全員がデモしてると思っていたけど、それが一部だとわかった」というようなことを書いていたんです。ジャーナリズム専攻の學(xué)生でさえ、日本の報(bào)道を見ていると、そう思ってしまうんだということを知って、私は怖くなりました。特に、この時(shí)の誤解や日中関係の悪さは、通常のレベルを超えて、ちょっと酷すぎるし、恐ろしいなと思いました。何か間違ったら本當(dāng)に戦爭(zhēng)になってしまうかもしれない。これはちょっと見るに見かねる部分がありました。ここにいる意義をもし自分で探すのであれば、そこにあるのかなと思います。
後記
佐渡さんは、日頃から被寫體の良い部分に著目して、その良さがシンプルに表れた寫真を撮りたいと心がけているそうだ。それは、自己顕示欲を捨てることが大事なのだという。「そこにいるおばあちゃんを撮るとしたら、おばあちゃんの一番いい表情を撮りたい。誰が撮ったとか、カメラマン上手いねとかではなく、このおばあちゃん素?cái)长亭人激盲皮猡椁à雽懻妞虼椁辘郡ぁ工日Zる。これは、佐渡さんがとても誠(chéng)実に被寫體と向き合っていることを示している。
北京初のフリーカメラマンとして、長(zhǎng)く北京で寫真を撮り続けている佐渡さんの目に映る中國(guó)の姿は時(shí)代と共に大きく変化してきた。ただ初めて中國(guó)を訪れた時(shí)から感じていた「日本で見る中國(guó)」と、「ここにいて見える中國(guó)」の間に存在するギャップが、ここ最近エスカレートしていることが気になっているという。誠(chéng)実に被寫體と向き合うからこそ、見えてくる狹間にある深くて大きなギャップ。佐渡さんは、今後も北京にいる限り、その問題と向き合いながら、誠(chéng)実に被寫體と向き合い、その魅力をありのままに映し出していくに違いない。佐渡さんは、「?jìng)€(gè)人の力は、決して小さくないと信じている」と語る。私たちもまた、それを信じて行動(dòng)したいものだ。
■ミニアンケート
出身 東京都
北京滯在年數(shù) 15年
好きな言葉 求めよ、さらば與えられん、尋ねよ、さらば見出さん、叩けよさらば開かれん。
北京でのお?dú)荬巳毪辘螆?chǎng)所 天壇公園、雍和宮、後海、三影堂
中國(guó)の食べ物で一番好きなもの 水煮魚、羊のシャブシャブ、水餃子
中國(guó)を漢字一文字で表すと? 龍
中國(guó)にあって日本にないもの ギラギラしたエネルギー。
■プロフィール
北京在住フォトグラファー。1995-1997年、北京大學(xué)留學(xué)。99年より北京在住?,F(xiàn)在、NHK中國(guó)語會(huì)話テキストおよび人民中國(guó)の表紙とエッセイを連載中。AP通信、朝日新聞、北京?コンセルジュなどのメディアで中國(guó)に関わる寫真を中心に活躍。著書に『幸福(シンフー)?』(集英社)、『ニーハオ!ふたごのパンダ』(ポプラ社)など多數(shù)。北京中蕓映像學(xué)校顧問。
HP:http://www.tamakophoto.com
(編集MZ)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月12日
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