「市民の証言」において、市民らは、自宅や隣宅が日本軍から無(wú)謀な焼き討ちや悪行を受けた事実について告発し、悪事の限りを盡くす無(wú)殘極まりない日本軍の暴行について訴えている。たとえば、80歳になる寡婦の哈馬氏さんは、1945年11月2日、南京市の馬超俊市長(zhǎng)に宛てて書いた証言文の中で、自分の家族5人と同居していた聶おばさん一家9人の計(jì)14人が無(wú)殘な死を遂げた慘狀についてしたためた。日本軍は、放火?殺戮?強(qiáng)姦?捕虜拘束のほか、宗教寺院や文化施設(shè)をも破壊し、僧侶を殺害した。門東小心橋消災(zāi)庵の住職だった尼僧の慧定さんは、南京市政府社會(huì)局に対して、日本軍の暴行を暴く証言文を提出した。また、65歳になる洪大全さんは、戦爭(zhēng)孤児となり職が得られず生活に困窮し、政府からの支援を求めた。當(dāng)時(shí)27歳だった長(zhǎng)男を日本軍に難民區(qū)で殺害された寡婦の莫夏氏さんは、生命と財(cái)産の損失に対する損害賠償を求めている。このような「市民の証言」は計(jì)1千件を上回った。

「市民の証言」は、都市部の中産階級(jí)、都市部の貧民、宗教関係者など様々な階層の市民によって書かれており、日本軍による集団殺戮や個(gè)別の殺人を暴いている。これらの証言には、日本軍による暴行が直接的で、信頼するに足る紛れもない事実であることを示している、という共通點(diǎn)がある。また、日本軍が南京で犯した犯罪の重要な証拠であり、國(guó)際戦爭(zhēng)犯罪調(diào)査體系において欠かすことのできない重要な構(gòu)成要素である。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年12月12日