エスコートの発売は、日系自動車が釣魚島(日本名?尖閣諸島)問題の発生後に勢いを取り戻せないでいるうちに、米系ブランドがミドルクラスカー市場に切り込むべく振り下ろした「一太刀」だとみなされている。トヨタのカローラやホンダのクライダーの市場シェアを奪うのが狙いだ。
2014年11月の販売臺數(shù)を例に取ると、日産、ホンダ、マツダの日系3社はいずれも前年同月に比べて減少し、特に日産とホンダは減少幅が2けたに達(dá)し、5カ月連続の減少となった。また11月には日系車のミドル~ハイクラスカー市場でのシェアだけでも同38.7%も低下し、今ではトヨタが新たにうち出したロー~ミドルクラスのカローラに頼って、ホンダはクライダーに頼ってなんとか増加傾向を維持している。
経営コンサルティングのストラテジーアンドのグローバルパートナー彭波さんは、「今年は米系車の新製品が自動車市場に続々と投入される年になる。2015年に米系車はミドルクラスカー市場で継続的に大きく羽ばたくとみられ、現(xiàn)在の米系自動車メーカーとディーラーとの関係は健全で安定した狀態(tài)にあり、こうしたことが米系車の今後の販売臺數(shù)の伸びにとって著実な土臺になる。これに比べて日系車が今年直面する課題は大きく、今では日系メーカーの保守的な態(tài)度のマイナス點(diǎn)が徐々に顕在化し、自動車の外観でも內(nèi)裝でも、その魅力がどんどんあせている。今年の日系車と米系車との競爭では、米系車がしばらく上位に立つことが予想される」と話す。
ターボエンジンとデュアルクラッチトランスミッションが主流の現(xiàn)在、米系車もターボエンジンへの移行を進(jìn)めており、韓國系のミドルクラスカーもターボエンジン搭載の車種をうち出すと発表した。こうした狀況の中、日系ミドルクラスカーはコストがより低く性能がより安定した自然吸気(NA)エンジンを堅(jiān)守しようとしており、日系ミドルクラスカーがフロント部分の競爭でもつ技術(shù)的な強(qiáng)みはもはや意味を失っているといえる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年1月12日
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