中國(guó)の大學(xué)統(tǒng)一入學(xué)試験（高考）にあたる日本の大學(xué)入試センター試験が17日、18日の2日間、全國(guó)690の會(huì)場(chǎng)で行われた。中國(guó)の大學(xué)入試と同様、多くの日本人受験生も、將來堅(jiān)実な人生を歩むため、この命運(yùn)を分ける試験で良い成績(jī)を収め、無(wú)事有名大學(xué)に合格することを希望している。本年度のセンター試験の前日の夜、東京タワーは、受験生を応援するため、大學(xué)の合格発表に使われる「サクラサク」にかけて、桜色にライトアップされた。香港紙?文匯報(bào)が伝えた。

■中國(guó)の舊暦に関する問題で珍しい出題ミス

日本の大學(xué)入試センター試験は、文系と理系が分かれておらず、初日の試験科目は地理歴史?公民、國(guó)語(yǔ)、外國(guó)語(yǔ)、2日目は數(shù)學(xué)、理科となった?，F(xiàn)在の大學(xué)受験制度は90年代から始まってすでに20年以上がたっており、そのメカニズムは比較的成熟している。しかし、17日の午後に実施された地理歴史の「世界史B」で、出題ミスが見つかった。複數(shù)の選択肢から1つを選ぶ問題の中に、正しい答えが２つあった。本試験で正解にかかわる出題ミスは2008年以來。

出題ミスが見つかった問題は、日本の暦に深い影響を與えた中國(guó)の暦を作成した人物と時(shí)代の組み合わせを、4つの選択肢から一つ選ぶもの。原題は、「貞亭歴は、中國(guó)の[ア]の時(shí)代に、[イ]によって作られた授時(shí)歴を改訂して、日本の実情に合うようにしたものである」とあるが、解釈によっては、「中國(guó)の[ア]の時(shí)代に作られた貞亭歴は、、[イ]によって授時(shí)歴に改訂された」という意味にも取れる。

出題のあいまいさから、選択肢の（2）「ア―元 イ―郭守敬」と（4）の「ア―清 イ―郭守敬」の両方が正解となる。というのも、この暦は中國(guó)で元の時(shí)代に作られたが、日本で改訂されたのは清代だとされているからだ。この出題ミスは、試験會(huì)場(chǎng)で受験生から指摘があり、判明した。大學(xué)入試センターは審議の結(jié)果、どちらを選択しても正解にすることにした。