第3に、米國は機に乗じて世界に號令しようとしている。米國はまず南中國海という「安全保障上の難題」を作り出した後、団結(jié)維持と協(xié)調(diào)的行動を同盟國に求めることで、同盟関係を強化するとともに、同盟體制のネットワーク化を試みている。米國はすでにフィリピンといわゆる「合同パトロール」の実施を発表するとともに、日本とオーストラリアも引き込もうとしている。米日豪、米日豪印などの協(xié)力枠組もこれによって新たな原動力を得ている。來月開催されるG7サミットで、米國は引き続き南中國海問題で「共通認識を形成」すると見られる。
こうした行動は、いずれも冷戦思考の名殘だ。米國內(nèi)の一部勢力はゼロサム思考を固守し、臺頭する大國である中國は必然的に守成する大國としての米國の地位に挑戦すると考えている。こうした誤ったロジックは中米を「トゥキディデスの罠」に引き込み、最終的に両國共に傷つける結(jié)果になるだけだ。
米國は平和と発展こそが時代の潮流であり、世界各國が利益融合の運命共同體となりつつあることを認識するべきだ?!傅?次世界大戦」の準備は歴史の潮流に反するものであり、どの國であろうと必ずその罰を受ける。現(xiàn)代世界において、冷戦時代の封じ込め戦略を繰り返すことはできない。中國には様々な障害を打破し、「中國の夢」を平和的に実現(xiàn)する自信と能力がある。米國は、中國の発展が米國にとって挑戦ではなくチャンスであることを認識すべきだ。中國の発展に制限を設(shè)けようとすれば、最終的に自らに災(zāi)いが降りかかる結(jié)果となるだけだ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月20日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-3680