中國(guó)米國(guó)商會(huì)がまとめた調(diào)査データをみると、會(huì)員企業(yè)の60％以上が中國(guó)を世界3大投資先の1つに挙げ、68％が中國(guó)での投資計(jì)畫を拡大する意向を示した。

▽外資産業(yè)チェーンがローエンドからハイエンドへ

早くも15年頃から、西側(cè)メディアの一部が中國(guó)に「外資撤退ラッシュ」が出現(xiàn)したとしきりに喧伝し、多くの外資系企業(yè)が生産ラインを中國(guó)から引き揚(yáng)げたり東南アジアの他の地域に移転させたりしていると報(bào)じた。

確かに現(xiàn)在、外資の一部が中國(guó)から撤退している。専門家の指摘によると、「こうした動(dòng)きは中國(guó)経済の構(gòu)造調(diào)整と直接関係がある。中國(guó)の人件費(fèi)が上昇し続けるのにともない、一連のローエンド製造業(yè)を営む外資系企業(yè)は経営戦略の調(diào)整を迫られ、よりコストの低い國(guó)に移転することになった。だが同時(shí)に、サービス産業(yè)とハイエンド製造業(yè)の外資系企業(yè)は中國(guó)進(jìn)出のペースを加速させている」という。

実際、外資系企業(yè)は中國(guó)経済の新常態(tài)に積極的に対応し、発展戦略を調(diào)整しており、外資の産業(yè)チェーンはローエンドからミドルエンド、ハイエンドへと飛躍する勢(shì)いをみせている。浙江の場(chǎng)合、外資の産業(yè)構(gòu)造に大きな変化が起きており、サービス産業(yè)の外資は大幅かつ急速な伸びをみせ、新規(guī)プロジェクトは同36.7％増加し、実行ベース外資導(dǎo)入額は同21.7％増加した。中でも金融、倉(cāng)庫(kù)貯蔵、卸売?小売、電力供給、専門的技術(shù)サービスなどの産業(yè)の伸びが目立つ?，F(xiàn)在、同省実行ベース外資導(dǎo)入額のうち第三次産業(yè)が占める割合は59.3％に達(dá)する。

9月に発表された16年の「世界投資報(bào)告」をみると、15年に中國(guó)に流入した直接投資（FDI）は同6％増加して1360億ドル（約14兆2038億円）に達(dá)し、引き続きサービス産業(yè)の移転へと流れ込んでおり、サービス産業(yè)に投入されたFDIは61％の新記録を達(dá)成した一方、製造業(yè)に投入されたFDIの割合は31％に低下した。だが一連の高度な競(jìng)爭(zhēng)が展開される製造業(yè)分野では、中國(guó)企業(yè)の市場(chǎng)シェアが上昇しており、徐々に産業(yè)チェーンの川上へと移動(dòng)している。