齊氏は、日本の植民地教育を研究していくうちに、日本が中國を侵略している間、中國人には発言権がなかったため、多くの資料は全て日本側(cè)が記録したものばかりとなり、多くの真実が歴史の闇に葬り去られた事実を知った。齊氏は、「歴史に霧の中から光を當てるためには、日本人が殘した記録や資料だけでは不十分だ。広大な事項を記述し、理論で推理するだけでも十分ではない。國際的に通用する実証研究という手段によって、膨大な數(shù)の歴史體験者が立ち上がり、証人?証言?証拠物で証明しならなければならない」と強調(diào)した。

2005年、齊氏が編集長を務(wù)めた「日本侵華植民教育の実証」と題する書物が出版された。同書には、1250人の老人による歴史の口述が収録されている。彼らはいずれも、1897年から1934年の間に生まれ、日本による中國侵略植民地教育を?qū)g際に受けた人々だ。出版から10年が経った今、齊氏が口述を集めた老人の數(shù)は倍増した。「現(xiàn)時點で、私は計2600人あまりの老人から口述を集め、約800萬字に取りまとめた」と齊氏は話した。