〇ライバルが多すぎて、ホテルの月餅は販売不調(diào)
南京のスターランクホテルは毎年、販売価格200-500元の贈(zèng)答用月餅を販売している。彼らの売る月餅は、すでに市民から十分に受け入れられている。一部ホテルの月餅は、中秋節(jié)用贈(zèng)答品の基本仕様となった。だが、ホテルに限らず、多くの飲食企業(yè)も月餅の販売に乗り出している。
西貝蓧面村、桃園眷村、真功夫などの様々な有名飲食企業(yè)が、自社オリジナルの月餅を売り始め、商品企畫(huà)から消費(fèi)者層に至るまで、一定の基盤(pán)を形成している。
とはいえ、スターランクホテルと同様、ほぼ全ての飲食企業(yè)の月餅も、加工工場(chǎng)によるオーダーメイド生産で、決して自社工場(chǎng)で製造しているわけではない。
ブランド知名度に頼っての月餅販売は、利益増加につながると同時(shí)に、自社ブランドの宣伝にもなる。このことも、ホテルや飲食企業(yè)が月餅販売に対して力を入れ続ける一因となっており、生産ラインの従業(yè)員に任務(wù)として任せる原因にもなっている。
だが、多くの市民は、ホテルの月餅に対して、「?jìng)幎韦细撙い?、味は普通」という印象を抱いている。消費(fèi)者の観點(diǎn)からすると、自分で購(gòu)入して自分で食べる市民は極めて少ない。それがホテルの月餅ならなおさらだ。ほとんどの人が、贈(zèng)答用に購(gòu)入する。數(shù)年前から、各種焼き菓子の競(jìng)爭(zhēng)のあおりを受け、一部老舗ホテルの月餅の売上はやや落ち込む傾向が出てきている。
〇今年の月餅、遅い購(gòu)入ほど価格上昇
月餅の購(gòu)入は、往々にして、中秋節(jié)が近づけば近づくほど、割引率が大きくなって安く購(gòu)入できる。だが今年に限っていえば、一部の月餅で「通常ではありえない現(xiàn)象」が起こっている。それは、購(gòu)入予約が早ければ早いほど、割引率が高いというものだ。
先述した故宮月餅は、9月6日までの購(gòu)入ならば割引価格234元が適用されたが、この日を過(guò)ぎてから、通常価格260元に戻った。
南京の某ケーキショップ店主は2日前、「月餅特価の最終日。明日からは188元が228元になる」と、微信(Wechat)の「モーメンツ」に投稿した。値上げの理由について、この店主は、「贈(zèng)答用月餅は完売してしまい、月餅の原材料メーカーも生産を終わっているため、予約はもう受け付けない」と説明した。
卵?砂糖?ハスの種?ゴマなどの原料価格が今年値上げされ、上昇幅が特に高かったのは、月餅づくりの職人の人件費(fèi)だった。これらの原因によって、月餅コストが昨年に比べ上昇したが、販売価格はそれほど大きく変わっていない。複數(shù)の大型スーパーでは、贈(zèng)答用月餅も中?低価格のものが中心で、その多くが200元以下だった。実店舗と顧客爭(zhēng)奪戦を繰り広げるため、オンラインショップは販売価格をさらに低く抑え、販促活動(dòng)を早めにスタートしており、特売の贈(zèng)答用月餅が19.9元という低価格で売り出されているショップもあった。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年9月20日
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