▽「快応用」は微信のミニプロゴラムへの対抗策?
「快応用」のモデルは、微信のミニプロゴラムへの対抗策とみなされている。アプリケーションをダウンロードする必要がなく、利用すればそれで終わりというのがミニプロゴラムの特徴だ。だが「快応用」のインターフェースは攜帯電話メーカーにあり、ミニプロゴラムは微信という企業(yè)にある。この相違が、「快応用」登場の理由の一つとも考えられる。
さきに「微信の父」と呼ばれる張小竜氏は、「今後2年以內(nèi)に、ミニプロゴラムはアプリケーション市場の80%に取って代わる」と豪語した。だが攜帯メーカーは大量のアプリケーションが取って代わられる事態(tài)を望んではいない。業(yè)界関係者は、「アプリの搭載、アプリダウンロード市場、ブラウザ広告は攜帯メーカーにとっての収入源で、この市場のパイは決して大きくはないが、メーカーはミニプロゴラムによってすべて奪い去られることは望んでいない」と指摘する。
論評によると、「快応用」の登場は、攜帯メーカーによる下からの革命で、実際には微信が攜帯電話端末に仕掛けてきた攻撃への受け身の反撃だ。ミニプロゴラムにとっては、ポイントは微信のフローを消費することにあるのではなく、微信にフローを引き寄せることにある。微信は攜帯電話端末を利用し、フローの誘導とフローのフィードバックを通じて、非常に安定した閉鎖的な環(huán)境づくりに成功した。すると攜帯メーカーはアプリケーション流通をめぐるバリューを失い、アプリの搭載や広告によるメリットを奪われた。そこで攜帯メーカーは今回、新たなルールを構(gòu)築してアプリ流通メカニズムを再構(gòu)築する必要に迫られた。これが「快応用」を打ち出した根本的な理由だという。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月22日
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