公開(kāi)資料から見(jiàn)ても、中國(guó)の先端設(shè)備製造業(yè)を引っ張る高速鉄道産業(yè)が全方位的な発展段階に入ったことがわかる。東に向かっては、中國(guó)?ブラジル?ペルーの3カ國(guó)は大西洋と太平洋をつなげる両洋鉄道で協(xié)力することになっており、3カ國(guó)共同のワークチームを設(shè)けることが提案されている。南に目を向けると、タイの高速鉄道プロジェクトが再開(kāi)され、タイの軌間が中國(guó)との連結(jié)に向けて調(diào)整されていることは、中國(guó)とタイの高速鉄道の協(xié)力が一歩前進(jìn)したことを示している。またインドの巨大な軌道交通市場(chǎng)への進(jìn)出も進(jìn)んでいる。西に向かっては、歐州各國(guó)と軌道交通の改善で共通認(rèn)識(shí)を達(dá)成し、中國(guó)南車の製造した高速列車ユニットが初めて歐州市場(chǎng)に進(jìn)出することになっている。北を見(jiàn)ると、モンゴルとの共同プロジェクト「両山鉄道」（アルシャン?チョイバルサン）が確定しており、中露ハイレベル會(huì)談でも中國(guó)の高速鉄道プロジェクトの発展が推進(jìn)されている。

中國(guó)工程院の院士で著名なトンネル専門家の王夢(mèng)恕氏によると、中國(guó)は今後、他國(guó)の高速鉄道建設(shè)を支援すると同時(shí)に、3本の戦略的な高速鉄道路線を構(gòu)築する計(jì)畫(huà)となっている。ロシアを通じて歐州につながるユーラシア高速鉄道、ウルムチから出発して中央アジアを通りドイツに至る中央アジア高速鉄道、昆明から出発して東南アジア諸國(guó)を連結(jié)しシンガポールに達(dá)する汎アジア鉄道である。

▽中國(guó)高速鉄道の強(qiáng)み「安さ?速さ?ラインナップ」

中國(guó)の高速鉄道が海外進(jìn)出するコア競(jìng)爭(zhēng)力は何か。最も際立つのはコスト面での強(qiáng)みである。

南車集団の関係者によると、時(shí)速300kmの高速列車ユニットについて言えば、中國(guó)製品の価格は海外製品よりも30％前後低い。中國(guó)企業(yè)は卓越したコスト制御能力を持ち、一方には労働力の低コスト、もう一方には國(guó)內(nèi)産業(yè)チェーンの低コストがある。中國(guó)は現(xiàn)在、世界で最も整った高速列車ユニットの製造産業(yè)チェーンを誇り、海外と同質(zhì)の部品をより低い価格で調(diào)達(dá)することができる。

データによると、高速鉄道の建設(shè)コストは國(guó)外では1km當(dāng)たり0.5億ドルであるのに対し、中國(guó)は0.33億ドルにとどまり、その差は3分の1に達(dá)する。工事と車両の2つのコストを総合すると、中國(guó)の高速鉄道の建設(shè)費(fèi)用は國(guó)外の2分の1から3分の1ですむ。

納期の優(yōu)位性も軽視できない。アルゼンチンの高速列車ユニットプロジェクトを例に取ると、発注を受けた年中の設(shè)計(jì)?納品を?qū)g現(xiàn)した。中國(guó)の高速鉄道列車企業(yè)だけしかできない離れ業(yè)である。中國(guó)の高速鉄道は製品ラインナップも最も揃っており、時(shí)速は140kmから380kmまで8種類の等級(jí)の製品がある。中國(guó)南車は現(xiàn)在、次世代の高速列車ユニットに向け、時(shí)速500kmの高速試験車両を研究開(kāi)発している。

中國(guó)はさらに、世界の総走行距離の50％を占める高速鉄道網(wǎng)を持ち、世界最大の運(yùn)営データバンクを誇る。これらすべては、中國(guó)の高速鉄道の輸出実現(xiàn)を後押しする要素となっている。（編集MA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年10月22日