國務(wù)院の李克強総理がロシアの広大な大地へと中國の高速列車を発進させた。新華社によると、李総理のロシア訪問中、中國発展改革委員會とロシア運輸省、中國鉄路総公司、ロシア鉄道の4者は、高速鉄道での協(xié)力覚書を締結(jié)した。北京からロシアへのユーラシア高速輸送回廊の構(gòu)築を推進し、モスクワ?カザン間の高速鉄道プロジェクトを優(yōu)先的に実施することで両國が一致した。
李総理とともにロシアを訪れている人員の中には、中國南車と中國北車の上層部も含まれる。中國の高速鉄道車両のメーカーが総理とともに海外を訪れて高速鉄道を売り込んだのは今回が初だ。業(yè)界筋は、中國の高速鉄道輸出は戦略的配置だけでなく、戦術(shù)的推進の段階にも入っており、國家レベルの呼びかけにとどまらず、企業(yè)の商業(yè)參加にも表れ始めていると指摘する。
李総理は昨年10月には自らの「高速鉄道外交」を始め、タイ、オーストラリア、中歐?東歐、アフリカ、英國、米國などに中國の高速鉄道をすでに売り込んでおり、國際的な高い注目と論議を呼んでいた。
李総理は、昨年10月のタイ訪問の際には、中國には高速鉄道の進んだ建設(shè)能力と豊富な管理経験があり、両國の鉄道建設(shè)の協(xié)力強化には大きな潛在能力がある、中國側(cè)は積極的な協(xié)力の意向があると呼びかけた。同月には、北京でオーストラリアのブライス総督に會い、オーストラリアでは同國初の高速鉄道の建設(shè)が検討されているが、中國にはこの分野に強く、協(xié)力の意向を持っていると伝えた。
李総理はそのわずか1カ月後、ルーマニア首相と會談し、ルーマニアでの高速鉄道建設(shè)での協(xié)力を決定した。さらに同年12月、英キャメロン首相とのロンドンでの年次會談で、中國は原子力発電や高速鉄道などの分野で安全な技術(shù)と高いコストパフォーマンスを誇っており、両國は協(xié)力強化で広大な可能性を持ち、第三の市場を共同開発することもできるとアピールした。
今年に入ってから李総理の「高速鉄道外交」はさらに集中的に行われた。今年5月にエチオピアを訪問した際にも中國の高速鉄道を売り込み、アフリカに高速鉄道の研究開発センターを作ることを提案した上、アフリカの道路?鉄道?電信?電力など各事業(yè)の建設(shè)に積極的に參加したいとの意向を伝えた。
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