キッチンでは、8人の調(diào)理師が30臺(tái)の小型かまどを駆使して作業(yè)していた。全ての鍋には、1.5キログラムのザリガニが美味しく料理されるのを待っている。
ザリガニ料理を作って11年のベテラン調(diào)理師である四川出身の王さんは、「これまでにさまざまな、辛酸苦楽を経験してきたが、それでもこの仕事からは大きな達(dá)成感が得られる??亭苏J(rèn)められ、満足してもらえることが、自分にとって最高に嬉しいことであり、私の目標(biāo)は95%の客に満足してもらうこと」と話した。
2年前、王さんは大きな鉄鍋でザリガニを調(diào)理していた。その鉄鍋の重さは6.5キロあり、鍋一つで200匹以上のザリガニを調(diào)理できるが、調(diào)理時(shí)間には約30分必要だった。多い時(shí)で、1日30回、その鍋でザリガニを調(diào)理することもあり、それは極めて過酷な作業(yè)だったのだという?,F(xiàn)在では、ザリガニの調(diào)理は標(biāo)準(zhǔn)化されつつあり、小さな鍋やかまどを用いて、ものの數(shù)分で調(diào)理が可能となった。材料?火加減?調(diào)理時(shí)間は全て、統(tǒng)一化?定量化された基準(zhǔn)が設(shè)けられている。
〇市場(chǎng)の活況化により新職業(yè)?新學(xué)科が誕生
「ザリガニ消費(fèi)ビッグデータ報(bào)告」に掲載されている2018年のユーザ消費(fèi)データによると、ザリガニ購(gòu)入量トップ5都市は、順に、広州(260萬キログラム)、北京(255萬キログラム)、上海(245萬キログラム)、深セン(230萬キログラム)、成都(180萬キログラム)だった。
ザリガニ市場(chǎng)の盛況ぶりから、ザリガニ學(xué)院まで誕生し、人気が高まった。2017年、湖北省の江漢蕓術(shù)職業(yè)學(xué)院は、潛江ザリガニ學(xué)院を開設(shè)し、注目を集めた。今夏、このザリガニ學(xué)院の第1期生が卒業(yè)し、その就職率は100%に達(dá)した。まだ在學(xué)中の2018年度學(xué)生も、ほぼ全員が內(nèi)定を得ている。
このほか、ザリガニ料理のヒットで、「殻剝き職人」といった新興職業(yè)も誕生した。今年4月、ある企業(yè)が殻剝き職人を募集した。応募條件には、「30分以內(nèi)に1.5キログラムのザリガニの殻を剝くことができること」という項(xiàng)目があった。報(bào)酬は、1時(shí)間あたりの基本給プラス歩合給で、1日4時(shí)間以上働けば、150元から200元の日給を手にすることができる。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年7月26日