日中友好市民倶楽部理事長(zhǎng)?小野寺健
お陰様で、「日中友好中國(guó)大學(xué)生日本語(yǔ)科卒業(yè)論文コンクール」は、関係者の力強(qiáng)いご支援と指導(dǎo)を擔(dān)當(dāng)する先生並びに學(xué)生諸君の熱意により、回を重ねる毎に、質(zhì)の向上が見(jiàn)られます。一方で、五百余の日本語(yǔ)學(xué)科がありながら、四十一校の參加にとどまることは、大學(xué)間格差の広がりとAI時(shí)代に対応した論文作成に関する規(guī)範(fàn)の必要性を、強(qiáng)く感じる審査會(huì)でもありました。
そこで、當(dāng)コンクール発足の原點(diǎn)に立ち返れば、「入賞者の顕彰が目的ではなく、コンクールを通じて、日本語(yǔ)教育の現(xiàn)狀を把握して、その課題を解決する道筋を見(jiàn)い出す?!工长趣?、「日本語(yǔ)教育を通じて、社會(huì)で活躍をする有為な人材を育成する?!工妊预h(yuǎn)大な理想がありますので、遅々たる歩みではありますが、來(lái)年度の第二十回の記念大會(huì)に於いては、全國(guó)から気鋭の研究者を結(jié)集して、言語(yǔ)?文學(xué)?社會(huì)文化別の分科會(huì)を開(kāi)くと共に、総括的なシンポジウムを開(kāi)催して、それぞれの試みを開(kāi)示しながら、現(xiàn)狀に即応した解決策を、幅広く模索致します。また、此れ迄の足跡を振り返り、応募論文の傾向と規(guī)範(fàn)性の一端を示して、學(xué)生諸君と指導(dǎo)を擔(dān)當(dāng)する先生方への一助と致します。
では、微力ではありますが、公平?公正で透明性の高い開(kāi)かれた審査會(huì)を通じて、日本語(yǔ)教育の振興と発展に資する所存なので、皆様の叱咤激勵(lì)を、宜しくお願(yuàn)い申し上げます。
結(jié)びに、今年度の審査會(huì)開(kāi)催に當(dāng)たり、多大なご盡力を賜った復(fù)旦大學(xué)と、多忙な公務(wù)を縫って參加された審査委員各位に、深甚なる敬意と感謝の意を呈して、私の感慨と致します。謝謝。