北京ダックや餃子が候補に
筆者は最近、調(diào)理師10人を取材したが、河南省の調(diào)理師は同省の名物洛陽水席、甘粛省蘭州市の調(diào)理師は蘭州ラーメンを、四川省の調(diào)理師は同省名物の火鍋をそれぞれ推薦した。
ユネスコの申請規(guī)則によると、中國料理を申請するには3つの方法がある。1つ目は、伝統(tǒng)工蕓技術(shù)としての申請だ。例えば「蘭花刀」と呼ばれる食材の切り方を保護する目的で申請できる。2つ目は、食の慣習としての申請だ。例えば、中國では食事の際円卓テーブルが使われたり、春節(jié)(舊正月)には餃子を食べたりする習慣がある。3つ目は、既に省レベルで保護対象になっている分野だ。例えば、山西省清除県の酢「老陳醋」は省級の無形文化遺産に指定されている。ただ、最も理想的なのは、中國料理をめぐる習慣を申請することだ。馮常務(wù)副會長は、「伝統(tǒng)中國醫(yī)學としての鍼灸が10年にユネスコの無形文化遺産に登録されたことは、我々に多くの啓発を與えてくれた。中國の食文化には、食材に対する理解や料理法の選択、味や風味の違い、さまざまな流派など、非常に広い範囲の事が含まれる。このような內(nèi)容は、外國人からすると非常に複雑。次に申請する時には、もっと具體化したい」としている。
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