16日に開かれた2014年中國(guó)極地科學(xué)學(xué)術(shù)年次総會(huì)において、中國(guó)國(guó)家海洋局極地観測(cè)弁公室副室長(zhǎng)の秦為稼氏は、「雪竜號(hào)は10月30日に上海を出発し、中國(guó)第31次南極科學(xué)観測(cè)の任務(wù)を遂行する」と表明した。中國(guó)科學(xué)報(bào)が伝えた。
秦氏は、「観測(cè)隊(duì)は今回、南極の崑崙基地で氷床コア掘削作業(yè)を?qū)g施する。崑崙基地の位置するアイスドームA地區(qū)は、南極氷床最高點(diǎn)付近に位置する。氷床の変化が最も小さいことから、同地區(qū)は世界的に認(rèn)められた、南極の最も理想的な氷床コア堀削地點(diǎn)となっている。南極の氷床コアは太古の時(shí)代の大気の構(gòu)造をそのまま記録しており、貴重な古代の気候?環(huán)境に関する情報(bào)を留めている。順調(diào)に進(jìn)めば、約500メートルの氷床コアが得られるはずだ。新設(shè)備でこれほど深く堀削するのは今回が初めてだ」と説明した。
秦氏は、「南極の內(nèi)陸部の観測(cè)の他に、雪竜號(hào)はロス海の『Inexpressible Island』に向かい、南極基地の新設(shè)先を選ぶため7日間の調(diào)査を?qū)g施する」と語った。
科學(xué)者はプリッツ灣などの海域でブイを回収し、物理海洋、海洋地質(zhì)、海洋地球物理、海洋化學(xué)、海洋生物などの総合的な調(diào)査を?qū)g施する。秦氏は、「今回の南極観測(cè)は、南極?北極環(huán)境総合観測(cè)プロジェクトを?qū)g施してから3回目の航行となり、南極周辺の海洋環(huán)境、気候的特徴とその変化の法則を調(diào)べる。極地の海水?海氷、大気の相互作用、その世界と中國(guó)の気候変動(dòng)に対する影響に関する理解を促進(jìn)し、大量の最新資料を収集する」と語った。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年10月17日
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