▽中流階級(jí)が崩壊 「格差社會(huì)」に

安倍首相が自由経済と市場経済を強(qiáng)調(diào)する政策を打ち出す中、日本の中流階級(jí)の拡大はますます難しくなっている。日本のメディアの言葉を借りると、今の経済政策は上場企業(yè)を含む大企業(yè)ばかりを優(yōu)遇しているが、このような企業(yè)はわずか2千社前後で、400～500萬社の中小企業(yè)は依然として生産?経営によって維持しなければならない。一般の労働者から見ると、安倍政権の非正規(guī)労働者の數(shù)は小泉政権時(shí)代より増えた。誰もが仕事をしているが賃金は低く、結(jié)婚?出産、安定した老後の生活が保証できない人もいる。最もみじめなのが高齢者だ。年金は少なく、食事代だけで精いっぱい。かつて中流階級(jí)だった人々は退職後、暮らしが大きく悪化し、病気でもすればすぐに下層に追いやられてしまう。しかし若者も裕福になったわけでなく、中流階級(jí)の空きを埋めることはできていない。中流階級(jí)が弱化すると、未來に自信が持てなくなり、消費(fèi)への熱意も無くなる。厚生労働省のデータによると、生活保護(hù)受給者は2015年に過去最大の217萬人に達(dá)した。経済學(xué)者の田中勝博氏は著書「2010年中流階級(jí)消失」の中で、日本の中流階級(jí)層が「少なく薄く」なりつつあると指摘している。

ウェブサイトSOCIUS101は、日本は今後、格差社會(huì)になると指摘した?！钢辛鞅缐?日本のサラリーマンが下層化していく」という本は、「日本國內(nèi)の現(xiàn)在の経済活動(dòng)を世界の中で展開するなら、日本のサラリーマンは大幅に減給しない限り人件費(fèi)が比較的低い中國人とインド人との競爭に勝てない」と指摘している。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年5月20日