日本では至る所で図書館を見つけられる都市がほとんどだ。どこに住んでいても、徒歩10分ぐらいで小中規(guī)模の図書館に行くことができる。図書館はすでに子供が読書を好きになるための重要な場所となっている。新華網(wǎng)が伝えた。
日本の各都市の公共図書館は「ひとつの本館、複數(shù)の分館」という枠組みを採用し、本館は一般的に市の中心部に位置し、分館は都市の各町に分散している。記者の自宅周辺にも規(guī)模の異なる図書館が少なくとも6~7館あり、徒歩10分ほどで行くことができる。これらの図書館にはいずれも児童向けのコーナーが設置され、子供用の機や椅子も用意されており、子供が読書しやすいような環(huán)境を整えている。また、一部の図書館では「絵本の読み語り會」をしばしば開催したりするほか、東京には大量の児童書を専門的に収集している國際児童図書館もある。
日本の図書館の雰囲気は落ち著いていて、さまざまな書籍が揃っており、本を借りる場合も、特に制限は設けられていない。注目すべきなのは、日本の図書館利用者は本をとても大事にしている點で、書籍や畫集など多くの人々に閲覧されているにもかかわらず、きれいに保たれている。
また図書の返卻は手続きが必要なく、図書館の外にある郵便ポストのような「返卻ポスト」に入れるだけでよい。一部の図書館では本の受け取りと返卻窓口を地下鉄駅の構內に設置するなど、利用者の利便性を考えた仕組みとなっている。
図書館以外でも、保護者や學校も児童に読書の機會と條件を作ることを非常に重視している。在日華人の姚さんは「日本は図書館がとても多くて、図書館を利用するのは大人だけでなく學生や子供も多い。大げさかもしれないが、子供が物心がついてからはずっと図書館のお世話になっている」と語った。
姚さんはまた「日本の子供は文字を覚える前に、お母さんや幼稚園の先生は毎日子供に本を読み聞かせる。どこの學校にも図書室があり、學生はみんな利用できる。學級では毎年、何回も読書會を行い、保護者たちはいい本を選び読み聞かせを行う」と話した。
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