黒龍江省ハルビン市と牡丹江市を結ぶ「哈牡高速鉄道」の最も長いトンネル「虎峰嶺トンネル」が20日に貫通した。これは中國の「八縦八橫」高速鉄道網(wǎng)の最北端の「橫」が重大な難関を乗り越えたことを意味している。
「哈牡高速鉄道」の建設完了後、ハルビン市から牡丹江市まではわずか1時間余りで結ばれるようになる。將來的には沿線地區(qū)もハルビン市を通じて「哈大(ハルビン-大連)高速鉄道」と結ばれることになる。
▽京瀋高速鉄道阜新駅は間もなく完成
「哈大高速鉄道」と「京瀋高速鉄道」を結ぶ阜新駅も間もなく完成する。ここは將來的に東北エリアから北京への便利なルートになるとみられている。
中國鉄道建設有限公司十一局の京瀋高速鉄道プロジェクトマネージャーの方碧峰氏は、「阜新駅の完成後は阜新から瀋陽まではわずか40分余り、北京までは約2時間30分となる見通し。以前と比べ、所要時間は三分の二ほど短縮される」としている。
「八縦八橫」高速鉄道網(wǎng)の計畫によると、將來的には、京瀋高速鉄道は京広、哈大高速鉄道と結ばれ、南北の走行距離が最も長い高速鉄道となる。
▽雄安新區(qū)から香港まで直通に
昨年打ち出された「八縦八橫」高速鉄道網(wǎng)計畫は最近になって新たな変化が生じている。それは北京と雄安新區(qū)を結ぶ京雄鉄道に関する計畫で、將來的には雄安新區(qū)を出発し、香港九龍まで直通の高速鉄道で結ばれることが明らかになっており、これが「八縦八橫」の重要な一つの「縦」となっている。
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