濃霧や団霧（濃霧の塊）の発生が近年、秋?冬の交通事故、特に高速道路の深刻な事故における重要な原因になっている。団霧は突発的?局地的に発生するため、観測と早期警戒が極めて困難だ。國內(nèi)で自主開発された商用団霧観測?早期警戒レーダーがこのほど、安徽省合肥市で公開された。その団霧の測位精度は7.5メートルに達(dá)する。新華網(wǎng)が伝えた。

安徽中凱情報産業(yè)股フン有限公司（フンはにんべんに分）研究開発センターの責(zé)任者である周剣氏によると、同レーダーは同社と中國科學(xué)院合肥物質(zhì)研究所が協(xié)力し、2年の月日をかけて開発に成功した。その中心となる裝置は、団霧観測?早期警戒及び可視度?測量合成光學(xué)レーダーだ。

団霧は濃霧の中の數(shù)十メートルから百メートルの局地的な範(fàn)囲內(nèi)で発生することが多い。霧の濃度が濃く、可視度が極端に低く、しかも変化を続ける。

周氏は、「同レーダーは光學(xué)リモートセンシング技術(shù)に基づき開発された。レーザー光源が內(nèi)蔵されており、レーザーを大気中に照射することで粒子狀物質(zhì)に亂反射させる。レーダー內(nèi)部の光學(xué)望遠(yuǎn)鏡システムはこの亂反射信號を電気信號に変換し、データ収集システムによって記録?分析する。これによって団霧の位置を特定する?，F(xiàn)在の精度は7.5メートルに達(dá)している」と話した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月22日