貓の映畫も大人気だ。好評(píng)を博した「貓侍 南の島へ行く」や「貓なんか呼んでもこない」をはじめ、この5月には「世界から貓が消えたなら」も公開された。貓を起用したテレビコマーシャル(CM)の人気も高く、過去1年間に貓が主役のCMは2.5倍に増え、ネコノミクスのパワーをみせつけた。
ネコノミクスは出版業(yè)界にも新たな商機(jī)をもたらした。女性週刊誌「女性自身」の光文社がムック本「ねこ自身」を発行したところ、売り上げは思いの外好調(diào)で、斜陽気味の同誌に一筋の光明をもたらした。神田神保町の書店は貓コーナーを設(shè)置。貓関連の書籍を並べたほか、貓モチーフの雑貨も置いたところ、客足が大きく伸び、海外でも有名になり、大勢(shì)の貓好きの外國人が來店して買い物していくようになった。愛貓家はこの書店の売上高を過去最高に導(dǎo)き、貓コーナーの売上高も3年前の4倍以上に増えた。
貓カフェの人気もますます沸騰し、數(shù)もどんどん増えている。貓カフェは貓が好きでも家では飼えないという人に貓とふれあう格好の場(chǎng)所を提供しただけでなく、最近は日本人のお見合いスポットにもなっている。結(jié)婚紹介所で貓カフェを利用してお見合いパーティをするところが増えており、成果も上々だという。
若い人が貓に夢(mèng)中になるだけではなく、高齢者もネコノミクスに市場(chǎng)をもたらしている。日本では少子化の影響もあり、ペットの売上高が年々上昇している。日本のペットフード協(xié)會(huì)が行った調(diào)査によると、12年以降、犬のペット數(shù)は減少し続けているのに、貓のペットは供給不足の狀況だ。貓は飼いやすく、散歩の必要もないことなどから、高齢者にも人気がある。過去7年間で貓のペット數(shù)は30萬匹から987萬4千匹に激増した。最近はペットと一緒に墓に入りたいという高齢者が増えており、墓地運(yùn)営會(huì)社はこれを商機(jī)と見定め、貓と一緒に入れる墓を売り出した。貓の名前を刻した墓石もある。葬儀會(huì)社も貓との合同葬という新しいサービスを積極的にうち出し、飼い主に代わって先に死んだ貓と一緒の葬儀を執(zhí)り行い、葬祭業(yè)界の経営に新たな可能性を切り開いた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年6月2日
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