日本人は貓が大好きだ。それだけでなく、最近は「ネコノミクス」という新語(yǔ)まで登場(chǎng)した。貓のたまが電車の駅長(zhǎng)になり、廃止寸前の駅を救うと、「ネコノミクス」が急速に発展し、消費(fèi)の新ホットポイントが次々生まれただけでなく、巨額の経済効果をもたらした?!腑h(huán)球時(shí)報(bào)」が伝えた。
エコノミクスは2007年に登場(chǎng)した。和歌山県の和歌山電鐵貴志川線貴志駅は乗降客が少なく、長(zhǎng)年赤字続きで、廃駅目前だった。だが07年に鉄道會(huì)社の社員が奇策を思いつき、貓のたまを駅長(zhǎng)に任命した。たまのために、駅員は自分たちがかぶるのとそっくりの帽子を作ってやった。帽子を頭にちょこんと載せたたま駅長(zhǎng)は有名になり、大勢(shì)の人が可愛(ài)いたまを一目見(jiàn)ようと同駅を訪れるようになった。その結(jié)果、毎年192萬(wàn)人ほどしかいなかった貴志川線の利用者は、一気に219萬(wàn)人に増えた。たまは初年度に11億円の経済効果を生みだし、経営が低迷していた同線は廃線の危機(jī)を乗り越えた。この出來(lái)事があってから、日本企業(yè)はエコノミクスが生み出す市場(chǎng)に注目するようになった。
日本では貓はもともとペットだったが、ネコノミクスの登場(chǎng)後は本當(dāng)に「福を呼び寄せる招き貓」に姿を変えた。たとえば最近は貓のいる美容院が増えている。テレビ朝日は次のようなケースを伝えた。東京の美容院のオーナーがたまたま貓を店に連れて行ったところ、1カ月で客足が2.5倍に増え、売上高も大幅に増加し、この貓は店の「看板貓」になった。オーナーは、「これまでは店の前を素通りする人が多かったけれど、ペットの貓がガラス越しに見(jiàn)えるようになると、可愛(ài)いので足を止める人が増え、お客さんになってくれる人も出てきた。こんなことからうちの店に新たな商機(jī)がやってきました」と話す。報(bào)道後、同じような店があちこちに生まれたという。
日本人の貓好きはネコノミクスの急速発展の土臺(tái)であり、貓に関係あることならすぐに注目と関心が集まる。日本では2月22日が「貓の日」で、この頃全國(guó)各地で10件を超える貓イベントが開(kāi)催される。貓イベントとは貓をテーマにしたお祭りで、貓グッズや貓をモチーフにしたインテリア雑貨を販売したり、貓の寫真展を開(kāi)催したりする。
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