「中國(guó)天文年暦」によると、今日(6月21日)午後11時(shí)54分、「夏至」の節(jié)気を迎える?!赶闹痢工?、「夏の到來(lái)」という意味ではなく、「至」は「極致」を示している?!赶闹痢工?、「夏のピーク」と言い換えられ、1年で最も暑い時(shí)期が間もなく到來(lái)することを意味している。耐えられないほどの蒸し暑さが続くことが、夏至のころの特徴となっている。人民網(wǎng)が各社の報(bào)道をまとめて伝えた。
夏至は、二十四節(jié)気中、最も早く確立された節(jié)気のひとつだ。古代の人々は、太陽(yáng)光線によってできた影の長(zhǎng)さを「土圭(とけい)」と呼ばれる日時(shí)計(jì)で測(cè)定することで、この日に晝が最も長(zhǎng)く夜が最も短くなることを発見(jiàn)し、「夏至」とした。その後、晝と夜の長(zhǎng)さが同じ「春分」と「秋分」が発見(jiàn)され、これを基礎(chǔ)に二十四節(jié)気が確立されていった。
古代、夏至になると、女性達(dá)は扇子やおしろいを互いに贈(zèng)り合い、扇子をあおいで體の熱から生まれる「濁気」を払い、おしろいをつけて汗疹(あせも)を予防した。
「暑い時(shí)に苦いものを食べることは、栄養(yǎng)補(bǔ)給に勝る」という言い伝えがある。1年で最も暑い時(shí)期に、ニガウリやニガナを食べたり、あるいはビールやお茶、コーヒー、ココアなど苦みのある飲み物を適量飲んだりすると、モヤモヤした気分を吹き飛ばし、元?dú)荬貜?fù)するだけでなく、食欲が増し、消化器を強(qiáng)くすることができる。
このほか、夏は、栄養(yǎng)の多いものを大量に摂取するのに適した季節(jié)ではないことから、羊肉などは控えた方が良い。野菜を多く摂り、油っぽい食べ物を控えることが好ましい。また、體內(nèi)の熱を取り、涼しくなるような食べ物を積極的に摂るよう心がけると良い。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年6月21日