10月1日の國(guó)慶節(jié)(建國(guó)記念日)連休までに最後の連休となる端午節(jié)(端午の節(jié)句)連休（6月9-11日の3日間）を控え、旅行予約サイト「途?！工长韦郅?、「端午節(jié)行楽動(dòng)向報(bào)告書2016」を北京で発表。端午節(jié)に合わせた3連休の旅行予約狀況などのデータを分析している。中國(guó)放送網(wǎng)が伝えた。

同報(bào)告書によると、端午節(jié)に近場(chǎng)に旅行に出かける人の予約數(shù)が最も多かった都市は上海、北京、南京、深セン、広州。それに対応し、人気の旅行先トップ5は、上から順に杭州、珠海、寧波、北京、広州だった。杭州は、西湖や宋城など、人気観光スポットがたくさんあることから最も人気の旅行先となった。

予約狀況を見(jiàn)ると、中國(guó)の高速鉄道やそのネットワークが日に日に整備されているのを背景に、多くの人が便利な高速鉄道での旅を予約している。

カップルや家族で旅行する人がほとんどのようで、モニタリングデータによると、近場(chǎng)旅行に出かける人のうち、1人旅は6%以下。2人が38%、3-5人が24%だった。5人以上も3割以上を占め、「他の家族と一緒に旅行」が流行しつつあるようだ。

途牛のモニタリングデータによると、端午節(jié)の連休中に旅行に出かける人のうち、26-35歳が約4割で最多。次に多かったのは19-25歳で、15%を占めた。2015年の端午節(jié)の3連休と比べると、今年は中國(guó)大學(xué)統(tǒng)一入學(xué)試験が7日に実施されることもあり、18歳以下の割合が減少し、8%にとどまった。昨年の端午節(jié)は6月20日で多くの大學(xué)が夏休みに入っていた。

その他、6-8日を有給休暇にし、4日、5日の週末とつなげて8連休にして、海外旅行に出かける人もいる。報(bào)告書によると、端午節(jié)の連休中の海外旅行の予約は前年同期比約70%増となった。最も人気の旅行先は日本。その他、韓國(guó)やタイなど中國(guó)に近い國(guó)や島も人気となっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年6月2日