りんご、杏、ナシ、すもも、ビワ、さくらんぼなどの種には青酸配糖體が含まれるが、微量だ。青酸配糖體そのものは無(wú)毒だが、植物の細(xì)胞構(gòu)造が破壊されると、植物に含まれるβグルコシダーゼという酵素によって加水分解され、有毒のシアン化水素酸（青酸）になる。これは人の急性中毒を引き起こす。

しかしさくらんぼの種1グラム當(dāng)たりに含まれる青酸配糖體は、シアン化水素酸に換算すると數(shù)十マイクログラムのみにしかならない。シアン化水素酸の致死量は、體重1キロ當(dāng)たり2000マイクログラム前後となっている。

さくらんぼの種1グラム當(dāng)たり50マイクログラムのシアン化水素酸を生むとすると、體重60キロの大人は2.4キロの種を摂取しなければ中毒にならない。ネット上の動(dòng)畫の「5つ食べるだけで大人が気絶する」という情報(bào)は誇張だ。間違って1?2個(gè)飲み込んでしまっても気にしすぎる必要はないが、さくらんぼの種を生で食べることはお薦めしない。